
- 樋口 育伸

樋口 育伸(ひぐち やすのぶ)
- 1988年 日本歯科大学新潟歯学部卒業
- ひぐち矯正歯科在籍
ガイドラインアンケート調査
以下の設問にお答えください。
質問に回答ができない場合には、無回答にチェックしてください。
なお以下文章中の「抜歯」は基本的に小臼歯抜歯を意味します。(先天欠如歯が存在するため前歯を抜歯した場合や、片顎の小臼歯抜歯も含みます。)
また「非抜歯」は小臼歯非抜歯を意味します。第二、あるいは第三大臼歯のみを抜歯した場合は非抜歯としてください。
第1回:抜歯 非抜歯に関するアンケート
全ての患者さんに非抜歯で矯正治療が可能ですか?
回答:いいえ
【回答に対するコメント】
日本人は歯冠幅径が大きい歯を持つ人が多く、矯正治療の対象となる患者さんの場合も同様である。受け皿としての歯槽基底の大きさを増すには限界があり、抜歯を行わないで歯列を拡げて配列をした場合、歯槽基底より大きく外れることになる。
したがって非抜歯で治療可能な症例は少なく、ましてや全ての患者さんに非抜歯で治療するなど不可能である。
1で「いいえ」とお答えになった先生にお聞きします。
将来矯正学が発展、進歩したとしたら、すべての患者さんに非抜歯治療が可能になると可能性はありますか?
回答:いいえ
【回答に対するコメント】
前述した理由(負のディスクレパンシーが大きいケースが多いということ)については、生物学的背景によるものであるから矯正学がたとえ進歩したとしても変わるものでない。
永久歯列期の患者さんに対する矯正治療開始にあたり、抜歯が必要と診断した患者さんの割合(2010年)はどのくらいですか?
回答:90%以上
【回答に対するコメント】
2010年に開始した当院の患者さんの抜歯の割合は92パーセントと9割以上を占め、その割合の高さにちょっと驚いています。(7〜8割程度かと思ってましたので)。
ただ、歯を歯槽基底上に無理なく位置づけることを基本に据えた診断、治療方針にしたがい治療を実践しているので当然の結果かもしれません。
